1月6日に行われた「第14回全国トリミングコンテスト」をレポートします。
競技は5つのクラスにわかれて競います。
・BAクラス・・・トリマーコース1年生対象 オールシザー 120分
・BBクラス・・・トリマーコース以外の学生対象 オールシザー 120分
・AAクラス・・・トリマーコース2年生対象 オールシザー 120分
・ABクラス・・・トリマーコース2年生対象 アタッチメントコーム 90分
・ACクラス・・・トリマーコース2年生対象 自由 120分(今年から加わったクラス)
ずらっと掲げられた色鮮やかな応援旗たち!!
各学校の学生さんたちの手作りで、どれも力作で想いがたくさん込められています。気合が入りますね!!
どの旗が入賞するかも楽しみです。
<開会式>
去年の優勝校の高崎動物専門学校様より優勝旗が返されます。
今年はどの学校様の手にわたるのでしょうか!?
佐山理事長の挨拶があり、その後はプレジャッジです。
審査員の先生方が犬を1頭1頭チェックします。学生たちの緊張感も伝わってきます。
プレジャッジが終わりいよいよ競技スタートです! 一斉にトリミングにとりかかります。
たくさんのお客様も目が釘付けです!
どの学生さんも手際よく進めていきます。 わんちゃんたちもみんないい子にしています。
どんどん仕上がっていく様子は圧巻です!
そしてあっと言う間にタイムアップ。 みなさん、実力を出し切れたでしょうか!?
審査員の先生方がひとりひとり採点していきます。
一番ドキドキする瞬間なんじゃないでしょうか。 見ている私たちも緊張してきます!!
審査が終わり、結果発表がでるまでの間ひと休み。 みなさまお疲れ様でした!!
<授賞式>はメインステージで行われました。
まずは応援旗賞の発表です。
おめでとうございます!! どの旗も個性的で素晴らしい完成度でした!!
「国際ペット総合専門学校」「愛知ペット専門学校」「日本ペット&アニマル専門学校」
<BAクラス>
トリマーコース1年生対象のクラスです。
みなさんトリミングを始めて1年とは思えないくらい素晴らしかったです。
この経験を活かしてまた来年も挑戦してもらいたいですね。
最優秀技術賞 前川 侑紀さん (国際ペット専門学校福井)
優秀技術賞 丸本 美瑠さん (国際ペット総合専門学校)
技術賞 阿島 優さん (国際ペット専門学校金沢)
<BBクラス>
トリマーコース以外の学生対象のクラスですが、みなさん素晴らしい仕上がりでした。
最優秀技術賞 太西 七々美さん(国際ペット専門学校金沢)
優秀技術賞 星野 楓斗さん (日本ペット&アニマル専門学校)
技術賞 小野 真由美さん(国際ペット総合専門学校)
<AAクラス>
トリマーコース2年生対象で、すべてシザーで仕上げます。一番参加者の多いクラスです!!
最優秀技術賞を受賞された久我さんの涙ぐむ姿に観客みんな感激しました。
最優秀技術賞 久我 星奈さん(国際ペット総合専門学校)
優秀技術賞 村山ひかりさん(アジア動物専門学校)
技術賞 岸野 みずきさん(国際ペット総合専門学校)
<ABクラス>
トリマーコース2年生対象でアタッチメントコームを使用するクラスです。
大きな犬種にも関わらず120分で仕上げるのには大変な技術が必要です。
美しく仕上げることが出来ました。
最優秀技術賞 石原 朋実さん(高崎動物専門学校様)
優秀技術賞 下山 快真さん(アジア動物専門学校)
<ACクラス>
トリマーコース2年生対象で今年からできた新しいクラスです。
各自にアレンジをして、どのカットも素敵です!
最優秀技術賞 大森麻衣さん(国際ペット総合専門学校)
優秀技術賞 二ツ木 友梨さん(高崎動物専門学校)
技術賞 櫛田 真琴さん(アジア動物専門学校)
<敢闘賞>
惜しくも入賞には入らなかったものの素晴らしい出来だった学生に送られる賞です。
お二人ともロゼットと賞状を持っていい笑顔です。
AAクラス 高橋 真帆さん(高崎動物専門学校)
AAクラス 根本 千聖さん(国際ペット総合専門学校)
<理事長賞>
見事、理事長賞に選ばれたのはABクラスの西山未来さん!
アタッチメントコームを手際よく使い、圧倒的な支持で選ばれました。
「賞をもらえるとは思っていなかった」と初めはびっくりされていましたが、そのあと涙ぐむ姿が印象的でした。
おめでとうございます!!
ABクラス 西山 未来さん(高崎動物専門学校)
<優勝旗>
優勝旗は2年連続で高崎動物専門学校へ!!
「優勝旗を持ち帰ることを目標に頑張りました」と仰ってましたが本当に叶いました。
学生や先生が頑張ってきた証ですね。
高崎動物専門学校の皆様、おめでとうございます!
今年も全国のたくさんの学生さんに参加いただきました。
クリスマスもお正月も返上して、技術向上のために頑張ってきました。
力を出し切れた方も、慣れない環境でうまくできなかった方もいたことと思いますが、この経験を活かし、2年生は卒業後の進路へ、1年生は来年のコンテストに向けて、より邁進して欲しいと思っています。
ご参加いただきました学生の皆様、各学校関係者様、ご苦労様でした。
ありがとうございました。
文・写真 / 瀬下 梓(NAVA)